9月〜11月の秋が旬と言われている野菜たちを紹介します。
そもそも旬の野菜と言うのは
その野菜の味が美味しくなり、含まれる栄養素が増えるため、気分的にも健康的にも進んで摂取すると良い素晴らしい野菜たちなのです。
さつまいも
さつまいもの旬は9月~11月ですが、実は、さつまいもには旬が2回あります。
収穫したての9月~11月だけでなく、収穫の後2ヶ月間ほど保存し、水分が飛んでくると、旨味がギュッと詰まっておいしくなるからです。
ずんぐりと太く、皮に艶があり色が濃く、身の詰まったものが良いです。
じゃがいも
じゃが芋は、通年流通しており、あまり旬のイメージがないかもしれないですが、春と秋が旬と言われています。
春(5~6月ごろ)が旬のじゃが芋は 「新じゃが」と呼ばれ、皮が薄いです。
秋(10~11 月ごろ)が旬のじゃが芋 は、皮が厚めで長期保存ができます。
ごぼう
ゴボウも通年流通しており、よくスーパーなどで見かける野菜ですが、実は旬が2回あります。
一年中食べられますが、旬で鮮度が高いゴボウはやはり美味しい。旬を知っていれば、おいしいゴボウに出会いやすくなります。
よくスーパーなどで、1年中見かけるゴボウは11〜2月頃が旬。直径が2~3cm、長さは1mほどあり、細長くしなやかな見た目が特徴です。比較的寒い時期が旬ですが、貯蔵性に優れているため、一年中流通しています。
4〜6月頃が旬のごぼうは色が白っぽく「新ゴボウ」と呼ばれています。
30cmほどの長さで、秋から冬に出回るゴボウと比べるとやや短めなのが特徴。春から初夏にかけて旬を迎えることから、「春ゴボウ」「夏ゴボウ」と呼ばれことも。
旬の良いごぼうの選び方
土付き
土はゴボウの乾燥を防ぎ、日持ちを良くします。
表面にひび割れ・しわ・黒ずみがあるものは、鮮度が落ちている可能性があるので注意が必要です。
均一で太すぎないものを選ぶ
太さがある程度均一で、先端は細くなっているけれど太さがしっかりと保たれているものを選ぶのがポイントです。先端がしおれているものは鮮度が落ちている可能性があります。品種にもよりますが、太すぎるのも中が空洞になっている可能性があるので注意が必要です。
ヒゲは細くて少ないものを選ぶ
良い土壌で育ったゴボウはヒゲ根が少なく、風味が強いと言われています。対してヒゲ根が多いゴボウは、収穫されてから時間が経っている可能性があります。
ナス
ナスは「夏ナス」と「秋ナス」と言われるように旬が夏と秋の2回あります。
「秋ナス」は、主に9月の下旬から10月頃に収穫されるナスのことを指します。日差しが弱く昼と夜との温度差が非常に大きいため、皮が薄く柔らかくてみずみずしいナスに成長すると言われています。また種は少ないです。
『夏ナス』は、主に6〜9月上旬頃に収穫されるナスのことを指します。気温が高く強い日差しを浴びて成長するため、皮が厚くなり、果肉も詰まった実になります。また種はやや多めです。
レンコン
レンコンの旬は秋〜冬にかけてです。
旬のはじめに出回るレンコンは、身がやわらかくあっさりとした味わい。新鮮なものは薄切りにしたあと、水でさらせば生で食べられます。サラダやきんぴらなど、シャキシャキ食感を楽しむ料理が向いています。
冬になるとねばりが多く、甘みのある味わいに。すりおろしてレンコン餅にしたり、汁ものに入れてすりながしにするともっちり、とろとろのレンコンが楽しめます。
旬の時期よりも少し早い、6月以降に収穫されるれんこんを「新れんこん」と呼びます。
この時期のれんこんは、みずみずしくてあっさりとした味わいが特徴です。
里芋
里芋の旬は、9月下旬〜11月にかけてです。
里芋は、縞模様が等間隔ではっきりとしている。泥つきで湿り気があるもの。傷などがないものを選ぶと良いとされています。
イモ類の中で比較的カロリーが低い里芋。さらに、カリウムを多く含み、余分なナトリウムの排出を促すため、高血圧の改善にも役立ちます。
人参
一年中よく見る人参ですが、人参の本来の旬は9月〜12月頃と言われています。
人参は、果肉の色がオレンジ色で濃い物を選ぶと良いです。なめらかで傷などが無く、先まで丸っこく細くなっていない物の方が良いです。
葉付きは葉先まで活き活きとしていて萎れていない物を選びましょう。
葉付きでは無い人参は切り口を見て、茶色くなってない物が新鮮です。また、切り口の軸の部分が細い方が果肉が軟らかいことを示します。軸の部分が太い物は硬い芯の部分が多く収穫遅れや、育ちすぎの可能性が高いので避けた方が無難です。
かぼちゃ
カボチャの収穫時期は7~8月頃ですが、美味しく食べられるのは9月〜11月頃だと言われています。
それは、収穫後数ヶ月の保管期間を経て秋になると程よく水分が抜け、甘みが増すからです。こうしたかぼちゃは、甘くてホクホクしているので美味しくいただけます。スーパーなどに出回るのも9~11月頃が多いです。
丸ごと買う場合は、緑色が濃くてずっしり重量感があるものを選び。なおかつ形が整っていて、ヘタのまわりがくぼんでいたり、ひびが入っていたりするものを選ぶと良いでしょう。これは、かぼちゃの収穫後数ヶ月保管し完熟している証拠だからです。ただ、ヘタのまわりを押してみてやわらかいものは避けたほうが良いです。
カットされているものは、種がぎっしり詰まり肉厚で色が鮮やかなものが良いです。
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