こんにちは、秋の味覚といえばさつまいも!今回は、さつまいもマニアの新谷梨恵子さんによる産地別の特徴や、品種ごとの選び方を詳しく解説します。どのさつまいもがお好みか、ぜひ見つけてみてくださいね。
さつまいも選び方徹底解説!
さつまいもの種類はなんと124種類(2022年9月6日時点)もあります。品種によって特徴が異なるため、自分の好みに合ったさつまいもを選ぶポイントを紹介します。ただし、品種名とブランド名が混在しているので、名前を見つけたら検索して品種を確認すると良いでしょう。
さつまいもの大きなカテゴリ
さつまいもは大きく「ホクホク系」「ねっとり系」「しっとり系」の3つに分類されます。それぞれの特徴を知って、自分好みのさつまいもを見つけましょう。
ホクホク系
- 金時
- 産地:西日本
- 特徴:ホクホク感があり、昔ながらの食感が楽しめる。オールマイティに使える品種。
- 紅あずま
- 産地:茨城、千葉
- 特徴:関東で人気の品種。ホクホクとねっとりの中間タイプ。
ねっとり系
- 安納芋
- 産地:鹿児島・滋賀
- 特徴:蜜がたっぷりでネットリとした食感。クリームのような口当たり。
- シルクスイート
- 産地:全国
- 特徴:絹のようななめらかな食感。濃厚な甘みで後味がスッキリ。
しっとり系
- 紅きらら
- 産地:全国
- 特徴:オレンジに近い肌色で、しっとりとした食感。貯蔵性が高い。
- 太白
- 産地:秩父
- 特徴:身が白く、ねっとりとした食感。糖度が高い。
さつまいも通販で手に入るおすすめ品種
おすすめする品種は「オレンジ色のさつまいも」。その中でも、『紅きらら』や『ハロウィンスウィート』は紫芋とは異なる味わいが楽しめます。また、白いさつまいもも美味しさがあります。『白ほろり』はホロホロとした優しい甘さが特徴で、焼き芋で食べると絶品です。
さつまいもをもっと美味しく食べる方法
さつまいもは収穫後に糖度が増すため、寝かせて熟成させるとより甘くなります。ポイントは、土を洗わずそのまま冷暗所に置くこと。適温は13〜14℃なので、冷蔵庫は避けましょう。呼吸しているので密封せずに、コンテナやかごに入れて涼しい場所に保管しましょう。