とうもろこしとは
スーパーでもよく目にするとうもろこし。
実は、いくつか種類があるのはご存じでしょうか?
今回はそんなとうもろこしについて少し解説していこうと思います!
とうもろこしは粒の腹面に胚があり、残りの部分を胚乳の言います。この胚乳の形状によって主に5種類。
硬粒種(フリント)軟粒種(ソフト)甘味種(スイート)爆裂種(ポップ)馬歯種(デント)に分けられます。
よくスーパーなどで野菜として売っているのは、未成熟の甘味種(スイート)です。
とうもろこしの成分について
とうろもこしの約70%は糖質で、たんぱく質は約8%含まれています。しかし、とうもろこしのたんぱく質には必須アミノ酸である、リジンやトリプトファンが殆ど含まれておらず、栄養的には良質と言えません。
ビタミンEも含まれており、黄色い種にはカロチンも多く含まれています。
とうもろこしの加工品
・コーンスターチ
とうもろこしの粒から取り出したデンプン。 とうもろこしデンプンともいう。食用としては、水あめ、天ぷら粉, ビスケット, アルコ ール原料などに使われる。また、 工業用としてのりとしても使われる。 直接調理に使う時は,と ろみをつける目的で用いることが多い。
・ポップコーン
爆裂種を油で炒めてはじけさせ、バター、塩などで風味づけしたもの。
・コーングリッツ
胚乳のみをひき割りにしたも のスナック食品, ビール原料などに用いら れる。イングリッシュマフィンを焼くときなどにも用いられる。
・コーンフレーク
コーングリッツに調味液を 加え, 加圧・加熱後乾燥し、押し伸ばした もの。ミルクをかけて食べたり, 朝食, 離乳 食などにする。
・コーンミール
乾燥させ, ロール製粉機で ひき割ったもの。 ミルクをかけて食べたり、小麦粉と混ぜて製菓, パン用に用いられる。
・コーンフラワー
コーングリッツを細かく粉 砕したもの。 スナック食品, 練り製品などに 用いられる。