大麦とは?実はビールや身近な食べ物に使われている!?

大麦とは

大麦の成分は米とよく似ていて、その大部分は糖質で比較的デンプンの割合が多いのが特徴です。
タンパク質に関しては、米より多く、脂質は米と同じぐらいです。
ですが、食物繊維はなんと白いお米の10倍ほど含まれており、血清脂質や血糖値の改善に役立ちます!

種類は大きく分けて2つです。

大麦は、麦粒のつき方により、六条種と二条種に大きく分けられます。

六条種

ふの付いたままの皮麦と、脱殻の際にふが簡単にとれる裸麦に分けられる。
ふたつとも主に食用にされます。日本で大麦といえば、主にこの六条種の皮麦のことを差します。

二条種

大部分が皮麦で、デンプン含有量が多いので、麦芽製造・ビール醸造用などに用いられます。

大麦は栽培方法によって春まき用と秋まき用に分けられますが、日本では北海道の一部を除きほとんどが秋まき用です。

加工や調理など

大麦は精麦して食用にしますが、外皮が除きにくく、胚乳と呼ばれる部分も熱に強く固いです。
なので、圧ペン加工をして押し麦にしたり切断麦にしたりして利用されることが多いです。

米と一緒に炊いたり、麦だけで炊いて麦とろにしたりして食べられます。
その他には、炒って粉にしたものを『麦こがし』『はったい』『香煎』と呼び、砂糖と混ぜたりして
粉のまま頂いたり、お湯で練って食用にしたりします。

あとは、麦茶や味噌、焼酎の原材料に加工されて使われています。

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