抹茶と桜の香りがふわっと広がる、このタルトは春の訪れを感じさせる逸品です。 抹茶のタルト生地に、桜の風味が溶け込んだカスタードフィリングを合わせたこのレシピは、目にも鮮やかで食べると幸せな気持ちにさせてくれます。手順は少し複雑ですが、その分完成した時の満足感はひとしお。
10個分
- 材料
- 分量
- 【タルト生地】
- 薄力粉
- 100g
- 強力粉
- 90g
- 抹茶
- 10g
- グラニュー糖
- 15g
- 塩
- 1.5g
- 卵+水
- 62g
- バター
- 120g
- 【フィリング】
- 卵黄
- 2個分
- 砂糖
- 35g
- 桜パウダー
- 10g
- 薄力粉
- 15g
- 牛乳
- 200g
- はちみつ
- 35g
作り方
- 1
『抹茶のタルト生地の作り方』
1. 材料の準備
バターを細かくカットし、ボウルに移します。
同じボウルに、強力粉と薄力粉を計り、ボウルに加えます。
砂糖と塩、抹茶の加え方: 粉類に砂糖と塩を計り入れ、抹茶もこのタイミングで加えます。
2. 冷やす
バターと粉類のボウルを一旦冷蔵庫で冷やします。
別に卵と水を合わせて冷蔵庫で冷やしておきます。
3. 生地を作る
冷えたバターと粉類をカードで切り混ぜ、全体がそぼろ状になるまで手で粉類と合わせます。
そぼろ状になったら、冷やしておいた卵を加え、混ぜ合わせます。
4. 生地の休ませ方
一旦ひと固まりになったら、少し捏ねてラップに包み、冷蔵庫で30分〜1時間ほど冷やし休ませます。
5. 生地の成形と焼き方
冷やし休ませた生地を重さを計り、10等分に分け、打ち粉をまぶしながら丸く伸ばします。
伸びた生地を型にしっかり敷き込み、余分な生地を取り除きます。
敷き込んだ生地を再度冷蔵庫で30分〜1時間ほど冷やし休ませた後、アルミホイルと重しを乗せて、200℃に予熱したオーブンを180℃に落として約30分焼きます。
- 2
『桜カスタードの作り方』
1. 材料の混合
鍋に卵黄を入れ、砂糖、ふるった薄力粉、桜パウダーを加え混ぜます。
2. 加熱
混ぜた材料に牛乳とはちみつを加え、中火で加熱しながら炊きます。底が焦げないよう注意しながら、とろみがつくまで炊き続けます。
組み立てと焼成
1. タルト生地の準備
タルト生地が焼けたら、アルミと重しを外します。
2. カスタードの流し入れ
先程の桜カスタードをタルト生地に流し込み、180℃のオーブンで約20分焼きます。
3. 仕上げ
焼き色がついたら完成です。お好みで粉糖をかけてください。焼きたても美味しいですが、冷やしてから食べると味が馴染んでさらに美味しくなります。